お受験親子さん
月曜は、レッスンが8:30に終わり、バス停に行くと、いつも、8;47分のバスが丁度行ったばかり、で、次のバスまでモスでクラムチャウダーを飲むというパターンが定着・・・で、奥まってプライベートなかんじの、禁煙席がお気に入りのワタシは、いつも、そこで、同じお受験親子さんに出会うのです・・・
3年生の女の子とお母さん。女の子は漢字やら計算問題やら、かなりの量をちょっと無理やりこなしている。お母さんは、ちょっと、いやかなり切れ気味に聞こえる。そんな2人のやりとりが、自然ときこえちゃって・・・今日は、話かけたくなった・・・ま、ものすごく恥ずかしいし・・・でも、思った・・・私の今感じている愛を表現するのは、必ず前向きなことだ・・・間違ってないし、やったほうがいい・・・で、勇気を出して、話しかけた。
「す、すいません・・」お母さんはびびった表情・・・多分、なんだこの人、ってのと、それから、子育て批判をされるんじゃないかっていう自己防衛・・・「あの・・ワタシも子供がそのくらいの年のとき、同じように、勉強をさせてたんです・・・それで、なんか、あのときのことを思いだしちゃって・・・」と話始めた。
ワタシは、すごく言葉を選んだ。だって、こういう時、必ず親って、世間からの、軽はずみな子育て批判に傷つけられるのを恐れるもんだって、私もわかるから・・・私が伝えたかったことは、お母さんが大変だねってこと、でも、子供はもっと大変だねってこと・・・そして、子供はかなり、お母さんの言葉に傷ついてるって感じたから、あんまりつらくなったら、お母さんにわかってもらって休んで欲しい、って思ったけど、そんなことは直接は言わなかった・・・けど、ワタシの気持ちは伝わってくれたような気がした。お母さんは一生懸命で、決して子供を傷つけるためだとか、だめな子だってことを伝えるためにやってるんじゃないんだってことも、その女の子に伝わったらうれしかった・・・
自分が子供があのくらいの年の時にやってたことが、再現されていたように感じた・・・自分ではよくわからなかったけど、子供のためを思って必死だった・・子供があのときどんな風に感じていたのか、今、なんか、客観的に見て、理解できるような気がした・・・そして、その時私が回りの人の目にどんな風に映っていたのかもわかるような気がした・・・神様が、ワタシに見せてくれたのかな・・・
子育てに一生懸命で大変なお母さん・・・ワタシと話してたときは、やさしくて、とってもいい人だった。お母さんの期待に添えようと、それか、仕方なくかはわからないけど、とにかく、がんばってる女の子・・・この2人の普段の生活がどんなのか、ワタシにはちっともわからないんだけれど、とにかく、この2人が、つらいことや、困難なことがあっても、乗り越えて、幸せになってほしかったよ~カンケーないけど、気に留めてる人がモスにいるって、知ってもらえただけでも、なにか、意味があったかなあ~
余計なおせっかいにならないように、がんばって言葉を選らんだつもりだった。バス停に行ったら、時間がギリギリになってしまった・・また行っちゃったかなあ~と少しショック・・・でも、もし、ワタシのやったことが、批判がましい気持ちからじゃなくって本当に愛から来ていて、少しでもこの2人のためになったんなら、きっと、このことのせいでバスに乗り遅れたりしないはずだって思った・・・そしたら、バスが来た。間に合った。よかった☆
God bless you
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