新TOEIC TEST 神崎式２００点アップ術上巻リスニング篇 ついにレビューかいた★

実は、さっさと読んでさっさとレビュー書こうを思ってたのに、実は、こないだの日曜に超大切な某出来事があって、それまで、読む時間なかったんだよね・・

だから、５月のTOEICまでに読み終わりたかったんだけど、８割までしか読めなくて、また忘れちゃったから、今日、ひととおり、もう一回全部読んだってか、聞いた。コレ、聞く本だね。面白かった。

下巻の方も、上記の理由でまだ読みおわってないんだよね・・

明日は映画行くし・・いつ読めるかな・・んん・・

なるべく早く読みおわるよ★

毎度のことながら、いつものように、神崎正哉のTOEICに正確に忠実でこだわりの見える一冊。
とりあえず、テクニックも含め、すべてがここにつまっているので、TOEICを受けるまえに、何か一冊やっておこうと思うなら、これがオススメだ。

TOEIC講師（2009/6月現在９８５点）として、この本をレビューする。

①まず、７００点未満の方へ。
とにかく、中学文法と基本単語がマスターできていることを確認してほしい。もしそれがまだならば、そちらを先にして、その後、この本の下巻のリーディングの解説の部分だけでも済ませてほしい。
そうしたら、CDにそって忠実にすべてしっかり読んでほしい。

神崎正哉が丁寧に直接教えてくれているような、実に親切なCDになっている。前半のちょいトレは、非常に面白い勉強方法を提案している。しかも、このやり方は、点数UPの核心をついたつくりになっていると思った。

時折現れるボキャビルコーナーも、タイミングよく、分量も丁度良いし、モチベーションを高めるよいつくりになっていると思った。もちろん、いつものように、出題傾向は完璧にとらえてある。

それから、初心者の方々にとっては、PART３や４というのは、雲をつかむような問題になっていると思うが、質問文のききとりにフォーカスをあてるという、非常に画期的な試みがしてあり、これは、たしかに、初心者の方のPART３・４対策として、かなりスコアUPに直結するやりかただと思った。さっそく私自身のレッスンに活用することにした。

②それ以上の得点帯の方も①を忠実にこなすのがオススメだが、たとえば、かなりの高得点者の方へのコメントもさせていただきたい。

A:それなりに、TOEICの勉強を重ね、TOEIC受験も重ね、結果を出している人たちにとっては、最初の方は簡単に思えるかもしれない、しかし、じっくりCDを聞きすすめていき、PART３・４と進んでいくと、なかなか手ごたえのあるものになっている。しかも、自分でなんとなくつちかってきたものを、神崎正哉が代わりに整理してくれたような、そんな作りになっている。
B:さらに、かなりの高得点者の方には、この本は、実は、問題作りのマニュアルではないか、と思えるような情報がつまっている。出題者の意図が、完全に暴かれているからだ。

ひっかけや言い換え等の解説はさすがであり、また最後にあるリスニング勉強法も、王道をいくものだ。

この本は後半の模試も、公式問題集に匹敵するほど、難易度も傾向も本番に近い。模試としても、非常に良く出来ていると思う。

良いことばかり書いたので、最後に少々難をいうとすれば、
個人的な問題だが、イギリス人の男性とカナダ人の女性がクセが強く、このテのクセの強さは、本番のTOEICとは方向性が違う。（違った形でのクセのつよい発音の人はいるが）この２人の発音は、他の語研の模試でも、出会った覚えがあるので、語研専属の方なのかな？ま、しかし、これは私の個人的な好みであり、本の是非に影響するほど問題のあるクセとは思えない。

あと一つ気になったのは、何問か、本当に本番や公式問題集で解いた覚えのあるような問題があった。しかし、これは、この本が、そこまで、本番に近いという証拠でもあるので、よい方向にとらえてよいのだろう。

この本は完璧に限りなく近いといっても過言ではないかもしれない。

PTL英会話＆TOEIC　代表
ウィットロック慶子(2009/6月現在９８５点）