遭難レポートその2 熊出没注意!☆990満点講師ウィットロック慶子のTOEICスクールPTL
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では、遭難レポートの第二弾です!
第二話 熊出没注意!
というわけで、朝早く起きて飯能駅で待ち合わせ。
そして秩父に向かい、秩父鉄道で三峰口まで。
さて、三峰口駅を降りると、さっそくドデカイ看板
「最近熊が出没しています。十分ご注意ください」
あら~
やっぱり出没してる!!
コワいなあ~
でも、登山に熊はつきもの(?)
今日はKING君と一緒なんだから大丈夫!
いやぁ~いつからかなぁ~
だってKING君は、昔すごくちっちゃなかわいい男の子で・・
なにか怖いことがあったら
「ままぁ~」
と、私に飛びついてきたものだ・・
それが、今では、私が怖いときに、
KING君がいるから大丈夫、だなんて思うようになったとはねぇ・・
その逆転現象がおきたのはいつごろかなあ・・
思い出すに、
ずっと前一緒にグアムに行った時、
今まで一緒に外国に行く時は、
いつも
「子供がいるんだから、しっかりしなきゃ」
って思って、一人旅していたころよりも、
「がんばらなきゃ」
って思ってたのに、
あのグアムに一緒に行ったとき、そういえば、
それを思わなくなっていた。
それどころか、
グアムで、夜、出かけることがあって、
明るい安全な道を通ると遠回りだったところを、
KING君が
「こっちの近道をしたい」
と言いだし、
その近道は、暗くて危険な空気だ漂っていて、
1人なら、外国で絶対こんな道は通らないんだが、
「KING君がいるなら大丈夫だ」
って思ったのを思い出した。
逆転現象は、あれが最初かな?
あれはいつごろだったかな・
そうだ、あれは中学2年生くらいだ。
身長も私を抜かし、
声も低くなり始めた頃だ・・
まあ、あれから、色々あったけれども、
24歳になってKING君は、本当に頼もしくなっていた・・
登山口への道に入ると、
黄色い「熊出没注意」の看板が、
あちらこちらの貼ってある!
よっぽど熊が出没するんだろう!
私は熊鈴を2つ携帯し、
時々大声で「ヤッホー!」と叫び、
人間がいることをアピール!
あとは、KING君と常に会話しているので、
人間の声が常に聞こえる状態だ。
日本の本州にいる熊は
「ツキノワグマ」で、
草食だそうだ。
つまり、人間を食べたいわけではないのだ。
ならば、なぜ襲う?
時々ニュースなどで、人里に現れた熊が人を襲う話を聞くけれど、
あれは、どうも、山で十分にエサを見つけられない熊が人里に現れ、
そして、人間に出会ってしまって、
こっちも熊をやっつけようと思うみたいに、
向こうも人間をやっつけようと思っての行動みたいだ。
だから、私達も熊に出会いたくないように、
向こうも人間に出会いたくないので、
「人間ここにいます」
というアピールを常にしていれば大丈夫という・・
ホントにそれで大丈夫なのかなあ・・
しかも、熊は夜行性なので、昼間出てきてウロウロというのは、
やっぱりほとんどなくて、
あるとすれば、冬眠前のいつもより食べなきゃならない時とか、
子供が生まれる時期とか(なぜか熊は冬眠中に子供を産む)
だから、今はおそらく安全だ。
それに、この辺なら、十分なエサが山で見つけられてるだろうし・・
ああ怖っ!と思いながら登山口に進む。
西武鉄道の出してるハイキングマップを持参してたんだけれど、
どうも、わかりにくい・
他のルートと違って丁寧じゃない・・
やっと登山口を見つけるが、
そこに看板が・・
一、熊が出没します。熊やイノシシに出会わないように音をたてるようにしてください。
二、登山は二人以上でしましょう
三、山に入ることを、誰かに行ってから入りましょう
四、冬期(12月~2月)には山に入らないようにしましょう
え~?今まで、いろんな山登ったけど、
こんな看板が出てるのは、これが初めて。
なんか、他の山との違いを感じさせる・・
ひょっとして、この山は今まで登った山とは違うのかな?
でも大丈夫!
だって、所詮西武鉄道のハイキングコースなんだし、
なんたって、私は日本で一番高い富士山に登ってきたんだから♪
しかし、この脳天気が恐怖に変わるのに3時間もかからなかった・・
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